SS用バーチャスティックの改造(旋光の輪舞SP用スティックの作成)
NAOMIが起動するようになってからは専ら旋光の輪舞SPのリハビリがメインになってます。
コントローラーはΣ8000TBを使っていますが、A(ボタン4)ボタンの位置がM(ボタン1)ボタンよりやや右側に配置されていてAボタンを押す親指が少し窮屈でした。
また使わないボタンが多いため誤押しすることも何度かありました。
そこで旋光の輪舞SP用のコントローラーを作ってみることにしました。
土台として1台余っていたセガサターン用のバーチャスティックを使うことに決定。
写真は改造したものとは別のバーチャスティック。(レバー周りが白いのはセイミツレバーに交換した為)
ボタンはAをL、MをA、SをB、CをC、ODをR、スタートをX、コインをYという配置にすることにして、未使用のZボタンは孔を塞ぐことにしました。
使用した材料を並べてみます。
・SS用バーチャスティック 1台
・D-sub15ピンケーブル(オス-オス) 1本
・レバー 三和電子 JLF-TP-8Y 1個
・レバーハーネス 1個
・ボタン 三和電子 OBSF-30 2個
・ボタン 三和電子 OBSF-30RG 3個
・ボタン RAP付属のボタン 2個
・塩ビシート(厚さ0.5mm、30cm×30cm) 1枚
・ユニバーサル基板 ICB-88 1枚
・配線用コード 7色 適当量
・M4のネジとナット 2組
以下の作業は危険を伴うので、保護メガネ、防塵マスク等の保護具が必須です。
まず、バーチャスティックを分解します。
中の基板は使用しないので、ボタンは基板からペンチ等で無理やり剥がします。
レバーを止めているネジは天板に貼ってある厚い紙の下にあるので、紙をカッターやスクレイパー等で紙を削ります。
レバーとボタンを外した後、バーチャスティックのボタンの直径が28mmである為ボタンの孔を30mmの直径になるまでリューターで削ります。
30mmのボタンが嵌まるかを確認しつつ削るのが良い。
次に天板に貼り付けられた紙と接着剤の除去です。
この作業が一番時間が掛かりました。接着剤がなかなか取れない。
今回はカッターを寝かせるようにして削り取りましたが、カッターの刃にかなり負担が掛かり折れそうで危険を感じたのでスクレイパーを買った方が良かったかも。
上の2つの作業ですが、順番を逆にした方が良かったかもしれません。
次に天板に接着剤(今回使ったのはウルトラ多用途SU)を塗り塩ビシートを貼って1日放置。
完全に接着したら天板の形に合わせてデザインナイフで切るそして孔を開ける。
ただしZボタンは使わないので孔を開けないでおく。
次はレバーの固定について
元のレバーが使っていたネジの孔はJLF-TP-8Yでは使えないことが分かったので、一番外側に付いている孔を固定用として使うことにした
まずレバー用の穴にレバーを通し、レバーが中心になるようにして使用する孔にシャープの芯を通して印を付ける。
印を付けた位置にリューターで孔を開ける。
位置のズレが無いようにJLF-TP-8Yを使い確認しつつ孔を広げる。
次に配線関連の作業です。
まず、D-sub15ピンケーブルを適当な長さで切ります。
次に接続部を覆っているカバーをドライバーで外し何番ピンが何色のコードなのかを記録します。
同時に何番ピンがAV6000では何の機能を持っているかを併記します。
例 1番 黒 GND
…
15番 青白 上
次に1番から8番までのコードをユニバーサル基板に順番に半田付けします。
次に9番から15番までを1番から8番の3つ下に順番に半田付けします。
ただし、旋光の輪舞SPでは使われていないボタン0とボタン6、そして+5Vは除きます。
次にレバーを固定する方向を決めてから上下左右が何番で何色のコードになっているかを確認し記録します。
例 1番 オレンジ GND
2番 緑 右
次にどのボタンに何色のコードを繋ぐかを決めます。
例 4番 オレンジ ボタン4 オレンジ
5番 黄 ボタン2 黄
次にレバーの上下左右のコードを15ピンの中の該当する番号のすぐ上の位置(9番から15番の場合はすぐ下の位置) に半田付けします。
半田の量を多くして上下の2つが繋がるようにします。
次に先程決めた色のコードを25cm程に切り該当する番号のすぐ上の位置(9番から15番の場合はすぐ下の位置) に半田付けします。
半田の量を多くして上下の2つが繋がるようにします。
GNDの場合は数が多いので上だけではなく横方向にも並ぶようにし全てのGNDが繋がるように半田付けする。
次にボタン用コードの先端のビニールを適当な長さで剥いてファストン端子を圧着する。
該当する色のコードとGNDのコードの2つをそれぞれのボタンに接続して、底板を取り付けて終了。
旋光の輪舞SPを起動してTESTモードに入りGAME TESTモードの中のインプットテストで動作が正常なら完成。
ODボタンは本来ならCボタンの真下辺りですが、孔を開けるのが面倒だったのと今の位置でも特にデメリットが無いように思えたのでそのままです。
良く使うボタンはOBSF-30RG、普通のボタンはOBSF-30、押す回数が少ないと思われるボタンをRAPに元々付いていたものにしてます。(RAPは三和のボタンに交換してます)
D-sub15ピン(オス)は1つ残っているので、もう一つAV6000用コントローラーが作れます。
Σ8000TBの連射はボリュウム連射なので、シンクロ連射(30連+15連)付きするのがいいかな。
セイミツレバー+セイミツボタンと三和レバー+三和ボタンはあるから、次はセイミツレバー+三和ボタンかも。
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